五城目バスツアー ③

こんな田舎に最先端の

インキュベーター施設が!

BABAME BASEへGO!

 

お腹が落ち着いたところで、
いよいよ地域おこし協力隊の事務所がある、旧馬場目小学校へ。
2013年3月に閉校した馬場目小学校の校舎に、
起業やコミュニティ活動などを実施する事業者を支援する場として
再生した地域活性化支援センター「BABAME BASE(馬場目ベース)」です。

建設が2000年だったということで、校舎はピカピカ!
(新しい校舎ができてからわずか13年で廃校になってしまった、ということ……)

地域おこし協力隊のほかに、
教育事業、イベント企画、コンテンツ企画・制作、
デザイン、人材育成事業、製造業など、
さまざまな人たちが事務所を構えています。

こんな山深い元廃校だった校舎で起業?
にわかには信じられないことですが、
どの業種も最先端&日本でもトップレベルの技術を持つ人たちばかり。
そのみなさんが口を揃えて
「ここは環境がとにかくいい! 東京より、ずっといい」と言うのです。

 

広告代理店の「PRODUCE PRO」の坂谷さんは五城目町ご出身。 五城目町の四季折々の空気の匂いと、個性豊かな飲食店が好きとのこと。
広告代理店の「PRODUCE PRO」の坂谷さんは五城目町ご出身。 五城目町の四季折々の空気の匂いと、個性豊かな飲食店が好きとのこと。

 

「PRODUCE PRO」の坂谷さんは

BABAME BASEができて、
地元のデザイナーとして町に関わることで、
大きな化学反応が生まれてきているといいます。

その一つが、「臨時朝市」。
今年で520年を迎える五城目朝市は
曜日に関係なく『0.2.5.7』のつく日に開催されてきたそうです。
が、地域の人口減少、出店者の高齢化、消費者動向の変化、
夫婦共稼ぎ世帯の増加等の影響で、客足がめっきり減ったそう。

坂谷さん「そこで、『じゃあ、みんなが来やすい日曜日にやればいいんじゃない?』
    というわりと軽いノリで五城目町役場に提案してみたんです。
    そうしたらわりとオオゴトになってきて、あれ? あれ? と。
    五城目朝市520年の歴史を変える出来事になっちゃったわけで……。
    それで作ったのが、このポスターです」

 

そのとき歴史が動いた。ごじょうめ臨時朝市開催ポスター。
そのとき歴史が動いた。ごじょうめ臨時朝市開催ポスター。

 

 

                                  →五城目ツアー その④へ続く